スモック [子供達]
久しぶりのお製作です。
ご近所の方から、お孫さんの幼稚園のスモックのオーダーを頂きました。
100~120㎝サイズを作るなんて久しぶり。
KouもMomoも幼稚園指定のスモックだったので、作った事はありませんでした。
ネットで型紙をダウンロードして、作りました。
スモックを作りながら思い出したのが、Kouが幼稚園の時の事。
Kouの幼稚園は、基本私服で登園の時だけスモックを羽織る感じでした。
入園の日、スモックを着せようとすると、Kouは火が付いた様に泣いて
嫌がりました。
迫る時間、次第にイライラしてくる私。
“何で?何で来てくれないの?”(私)
“怖い~怖い~”(Kou)
“何が怖いのよ!”(私)
“ボタン~”(Kou)
ボタン?ボタンだと?何を言ってるんだ、ただのボタンじゃん。
何が怖いんだよ。
その頃の私は心も体も余裕がなかったんだろう。と思います。
今なら、怖いんなら仕方ない。
お化けが怖い人もいる、ボタンが怖い人がいたって不思議じゃない。
怖いものは人それぞれって思えると思います。
でも、当時の私は入園式に遅れちゃいけないという焦りから、
無理やり泣くKouにスモックを着せ登園しました。
幼稚園に行くと泣きじゃくるKouを見て先生が駆け寄ってくれました。
“お早う。どうしたの?”(先生)
“スモックのボタンが怖いって言って、泣くんです。すみません。”(私)
“大丈夫ですよ。そうか、Kouくんはボタンが怖いんだ。
じゃあ、着なくてもいいよ”(先生)
“ほんとう?”(Kou)
Kouの顔がみるみる明るくなりました。その顔を見て、沸き上がる罪悪感。
“お母さん、ありがとうございます。焦らず、ゆっくりいきましょう”(先生)
その言葉にすごく救われました。
私がカリカリしてちゃ、KouもMomoもカリカリしちゃう。
ゆっくりKouはKouのペースでMomoはMomoのペースでいいんだ。と
思えた日でもありました。
その後、Kouのスモックは改良を重ねて、まずはボタン無しのスナップ留め。
それに慣れたら、ボタン付のスナップ留め→ボタンのみと少しずつ
本来のスモックに戻しました。
幼稚園は、行きたくな~い!!と毎日の様に言うKouの手をひいて、
背中にはMomoをおぶり、毎日、寄り道をしながら、だらだら登園、なので遅刻。
それでも先生は、“いいですよ。朝の登園の時間はKouくんにとって、
お母さんと過ごす大事な時間なんですから、Kouくんのペースでね”
と言って下さいました。
実際、あの時間はKouだけでなく、私にとっても大事な時間でした。
本当にKouの幼稚園には感謝しています。年長の時に引っ越して、
幼稚園を変える事も考えましたが、Kouの意見を尊重して通い続けました。
当時、ペーパーだった私は送迎の為に運転の猛特訓をして。
いまだにKouは、変なこだわりがあります。でもそれもKouの個性。
人と同じじゃなくたって大丈夫だって、それがKouなんだから。
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Kouの幼稚園は、基本私服で登園の時だけスモックを羽織る感じでした。
入園の日、スモックを着せようとすると、Kouは火が付いた様に泣いて
嫌がりました。
迫る時間、次第にイライラしてくる私。
“何で?何で来てくれないの?”(私)
“怖い~怖い~”(Kou)
“何が怖いのよ!”(私)
“ボタン~”(Kou)
ボタン?ボタンだと?何を言ってるんだ、ただのボタンじゃん。
何が怖いんだよ。
その頃の私は心も体も余裕がなかったんだろう。と思います。
今なら、怖いんなら仕方ない。
お化けが怖い人もいる、ボタンが怖い人がいたって不思議じゃない。
怖いものは人それぞれって思えると思います。
でも、当時の私は入園式に遅れちゃいけないという焦りから、
無理やり泣くKouにスモックを着せ登園しました。
幼稚園に行くと泣きじゃくるKouを見て先生が駆け寄ってくれました。
“お早う。どうしたの?”(先生)
“スモックのボタンが怖いって言って、泣くんです。すみません。”(私)
“大丈夫ですよ。そうか、Kouくんはボタンが怖いんだ。
じゃあ、着なくてもいいよ”(先生)
“ほんとう?”(Kou)
Kouの顔がみるみる明るくなりました。その顔を見て、沸き上がる罪悪感。
“お母さん、ありがとうございます。焦らず、ゆっくりいきましょう”(先生)
その言葉にすごく救われました。
私がカリカリしてちゃ、KouもMomoもカリカリしちゃう。
ゆっくりKouはKouのペースでMomoはMomoのペースでいいんだ。と
思えた日でもありました。
その後、Kouのスモックは改良を重ねて、まずはボタン無しのスナップ留め。
それに慣れたら、ボタン付のスナップ留め→ボタンのみと少しずつ
本来のスモックに戻しました。
幼稚園は、行きたくな~い!!と毎日の様に言うKouの手をひいて、
背中にはMomoをおぶり、毎日、寄り道をしながら、だらだら登園、なので遅刻。
それでも先生は、“いいですよ。朝の登園の時間はKouくんにとって、
お母さんと過ごす大事な時間なんですから、Kouくんのペースでね”
と言って下さいました。
実際、あの時間はKouだけでなく、私にとっても大事な時間でした。
本当にKouの幼稚園には感謝しています。年長の時に引っ越して、
幼稚園を変える事も考えましたが、Kouの意見を尊重して通い続けました。
当時、ペーパーだった私は送迎の為に運転の猛特訓をして。
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